連日氷点下が続く2月、めずらしく暖気となったこの日の夜に、最上階の居住者から“天井から水が漏れてきた”と連絡が入りました。
現地を調べてみると、暖気の影響で降り積もった雪が融けて、屋上一面がプールの様になっていました。
なぜ排水されないのだろう?と排水口を調べてみると、そこだけが凍結して塞がっており、溢れた水が劣化した防水層の弱いところから差し込み、漏水したことが分かりました。
直ちに排水口の氷を砕き、溜まった水を全て排水したところ漏水は止まりました。また幸いなことに、水で濡れた箇所は拭き取れば分からなくなる程度の軽微な被害でした。
屋上防水は翌年、管理組合と協議して全面改修することになりました。